※受講生と学長(佐藤康行先生)の質疑応答より
質問者:仕事に人生を入れるのではなく、人生の中に仕事を入れるとおっしゃっていたと思いますが、そのことを教えてください。
学長:よく仕事がうまくいかなくなって自殺したりする人もいるでしょ。
それは仕事の中に人生を入れているからです。
でも人生の中に仕事を入れると、仕事が潰れようがダメになろうが、その次が待っているし、良い体験になり良い経験をしたと、人生単位で見たらそうなるのです。
別に死ぬ必要もおかしくなる必要もないのです。
質問者:人生の中に仕事を入れるということで、真我を仕事にするとしたら、その中に仕事を入れることになり、どのように捉えると良いのでしょうか?
学長:たとえば、人格という言葉に置き換えるとする。あの人は人格者だと、素晴らしい人だと。
もう一人は、この人は人格がないんじゃないかと、敢えて両極で言うと、
同じ仕事をその二人にさせた時にどういう結果を生むか。
一人は自分のことしか考えない。お客さんのことも会社のことも考えない。ただただ自分のことしか考えない、世間一般で言う最低だと。
もう片方は大変の人格者で、もちろん自分のことも会社のこともお客様のことも、全部を活かすことを考えて素晴らし力を発揮している。
その人が会社にいると、会社がどんどん良くなって会社が伸びていく。
でも仕事は同じことをやっている。
これが真我の中に仕事を入れると全部変わるということです。
その人がどこに行っても素晴らしくなる。家にいたら家が素晴らしくなる、会社に行くと会社が素晴らしくなる。
他のところに行っても素晴らしい。
ダイヤモンドはどこに行ってもダイヤモンドで変わらない。泥沼に入れてもダイヤモンドは何一つ変わらない。
周りにちょっと泥が付いているだけ。そうなりましょうと。
真我に目覚めるとは、そうなるということです。全てが真我の実践です。