※学長と受講生の質疑応答より
質問者:自分の目の前に鏡のような人が現れる、そのカラクリを教えてください。
学長:カラクリですね。自分の中に映すものがあるのです。相手もあるわけです。自分がこう思ったら、相手も同じ心が出てくるのです。
そうすると反射鏡になるのです。実は同じような心を持っているのです。
心の仕組みの二層目には、プラスとマイナスがあり、その物事をマイナス的に捉えて相手の欠点が見えるようになった時に、相手も自分の欠点が、その人によって誘き出されるのです。
そうすると、相手からも同じように見えるのです。反射鏡のように。
でもこの鏡の法則だけではなく、私から見ると、それは初歩なのです。
もう一歩進めると、鏡の法則の奥にある神鏡を映す。
真我を映す鏡。
そうすると、こちらが映すとこちらが消えていく。相手は皆んな、愛する神様。
あなたも、あなたも、あなたも、あなたも、あなたも、あなたも、私も、皆んな神様。
別に宗教じゃないですよ。
皆んな愛する仲間たちだと、そのように接したら、そのように現象が変わってくるわけです。
先ほどの質問にもあったように、戦争とか、そのようなものが無くならないというのは、確かに人間の心にはそういうものがあるわけです。
でも、たった一つの解決策は、相手の神を見て神として接することです。
相手の真我、相手の愛を。
そうすると人間はどんな悪人でも、どんな人でも愛されたい認められたい、わかって欲しいということは同じなのです。
なんで人を愛する心があるはずなのに、戦争するのかというと、愛国心で戦うというのは愛が小さいのです。
向こうも愛国心で戦っている。少なくとも国を愛している。
そこを国が利用したら特攻隊のように逝ってしまう。
でも国を愛するのではなく全人類を愛するようになった時に、日本人も何も同じになり、だんだんとそういう気がなくなってくる。
鏡の法則は心の心理学なのです。
心の法則です。
その奥に私は満月の法則と言っているように、月は三日月でなく、元々まんまるなのです。
皆んな愛する仲間たち。そのようにまんまるで接した時に三日月は黙っていても消える。
もっともっと進化できるのです。