学長(佐藤康行先生):どんな宗教であっても、ずべて人間が作ったものですね。でも、人間を作ったのは人間ではないですね。
これも先ほどの薬と同じで、主役をどこに置くかということです。主役は、たとえば宗教に入ったから良いことが起きたとかと言うのは、それはその宗教を主役にするわけです。
私が言っているのは、真我、本当のあなたが主役なのです。
だから、宗教と同じように思われても真反対です。その宗教でも薬でもない、あくまでも主役は本当の自分。
だから真我の実践はそこなのです。
それだけきちんと理解してください。
戦いがまだ自分の中にあると、その宗教との戦いがそれを信じている親との戦いにつながる可能性があるのです。
それを超す自分になりましょう。あくまでも、自分自身。人間が誕生する前から、大宇宙の法則から人類も生命体も誕生したのです。
その絶対法則の観点から捉えていくことが、これから大事な世の中になっていくと思います。
何々教とかに、当然相手に違和感を持つ。本当にこの真我を伝えたら、どんな宗教をやっている人も違和感を持たないはずです。
私は、妄想で言われたら何ですが、ちゃんと真実を伝えたら誰にでも通じます。
心の三層構造で話したら、ちゃんと落ち着いて戦いではなくて和解融合するために話をする。戦いではないのです。
どうしても宗教戦争が多いのは、こっちが正しいこっちが正しいと相手を認めないで自分の正当性を言うところから始まるのです。
そのようなことを自分の体験で、体験させられているのだと。偉大なる使命がある証拠だと思います。自分ごとで体験すると、今度はいろんな世の中のことも逆に見えてきます。
大変良い体験だと受け止めてください。そしてそれをぜひ真我で克服してください。