2024年8月11日日曜日

泣くか泣かないかが分岐点

 

※受講生と学長の質疑応答より


質問者:経営についてですが、会社の組織作りにおいて佐藤先生が意識されていたこと、大切にされていたことを教えてください。


学長:私はステーキ屋のレストランの社長、外食産業をやっていましたが、私は会社案内に「私どもの会社は教育産業です」と大きく書いていました。


レストランをやっているのに教育産業と書いている。

一瞬なんだろうと思うでしょ。そこから話が始まるわけです。


人を育てることに興味があったのにです。

人を育てるというのは社員だけではなく、お客様を育てる。同じなのです。


お客さんを育てたら売り上げになる。そしてお客さんを育てたらお客さんが協力者になる。協力者になると売り上げが二乗二乗で上がっていく。


私はお客さんのところにものを売りに行くという発想ではない。泣かせに行くという発想です。必ず感動して泣かせてみせるぞと。


だから泣くか泣かないかが私の分岐点なのです。


必ず泣かせてみせると。本当に感動して泣き出すのです。

そしたら間違いなく勝ってくれます。デパートに行って泣くほど感動させてくれるなんてないです。


なので大歓迎で友達を集めて待っていてくれるのです。


ある経営者の奥さんのところに宝石を売りに行くと、必ず子供達を私の近くに置いて、この人の話を聞いていなさいと教育材料にもされた。


そのようにお客様も社員も自分も全部人間です。

ある意味じゃ同じです。


従業員も感動させるくらいの教育をしていると忠誠心が違うのです。




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