※サンタ営業の真髄より、学長と受講生の質疑応答より
質問者:飛び込み営業のコツを教えてください。
学長:私が飛び込み営業をしていた時は、こうして家が並んでいたらなるべく一軒も飛ばさないというのがコツです。軒並み訪問をする。
なぜなら、飛ばすとその間時間が空いているから余計なことを考えるのです。
だから、もしも嫌なことを言われても、次のところに行っているので、もう忘れているのです。
考える暇を持たせないということです。
運動の選手のように休まずすることがコツです。そして人を選ばないことです。
質問者;そうは言ってもめげることがあります。その時はどうすれば良いでしょうか?
学長:めげそうになる、嫌になりそうになる。相当なクレーマーに会うとかという時には、
売り上げ単位で物事を考えるのか、人生単位で物事を考えるのか。
自分自身、そういう嫌なこととか辛い事があると確かにそれは辛いし損失かもしれない。
しかし、魂単位で捉えたら、そこで魂に磨きがかかり強くなるのです。
そのように考えていったら、辛いことが財産になるのです。
私の人生は、家が家事になったり、お袋が早く死んだり、お客さんにメチャクチャに言われたり、全部宝に変わったわけです。
良いことは間違いなくそのまま良いこと。悪いことは自分に力を付けてくれる。そういうふうに思えば全部良いこと。
全部良いこと。すべて満月。三日月という月はない。月は常にまんまる。
私たちの目に光が当たったところだけを月と思っている。しかし、月は常にまんまるで何も変わっていない。
それと同じで、相手も全部真我そのもの立派なんだと、そのようにやれば、それに磨きがかかるだけなのです。
私の場合はそのように捉えています。
質問者:人の心を動かすにはどうすれば良いでしょうか?
学長:人の心を動かすには、ここで言っているのは、一つはニーズという相手が言っていること、その奥にシーズというのがあります。
ニーズというのは欲求です。
シーズというのは、潜在的な欲求です。
その奥に神シーズという欲求。その3つが揃えば人は皆んな心が動きます。
例えば、ニーズは、今日は何を食べようか。寿司にしようか、ラーメンにしようか、、。
これがニーズです。
シーズは、別にラーメンでも寿司でも何でも良い。お腹を満たせれば。こちらの寿司屋を覗いても、隣のラーメン屋に行っちゃうかもしれない。
とにかくお腹を満たすことですから。
ということは、ニーズとシーズは狙い方が変わってくるのです。
神シーズというのは、食べないと死んじゃうでしょ。命を生かそうという動き。
それが神シーズなのです。それを満たしていくと、その人は一生忘れないのです。
ニーズ、シーズ、神シーズなのです。