※昨日の学長の講話より
鏡に自分が映りますね。肉体は映りますが心まで映りません。
その心、自分自身の「自分」とは何ものなのか。自分は一体どういう存在なのか、それがわかるとそれだけでも意識が変わってきます。
自分という時に、3つの自分がいます。
一つは、他人が評価する自分。他人が評価するあなたです。
もう一つは、自分で思っている自分。自分はこんな人間だと自分で自分を評価している。
落ち込んだり、急に元気になったりいろいろありますね。
他人が思っている自分、自分が思っている自分、そして本当の自分がいます。
この本当の自分を真我と言います。
本当の自分、神の我。もしあなたの心を鏡に映して、醜い自分が映っていたら、心が映る鏡があったとしたら、ガックリきますね。
醜い嫌な自分が映ると劣等感に苛まれます。
それを見るのも嫌だと。そして、その自分の心というメガネで人を見ると、人も敵に皆んな見えてくる。
するとさらに苦しくなる。というように心というのはなかなか扱いづらいものなのです。
自分の心。その醜い自分は、過去の記憶の自分で、ちょうどお面を被っているようなものです。
そのお面を外して鏡を見ると神が映っていた。
その神が真我です。本当の自分です。